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メンタルヘルス WLB・安全衛生

労働災害を防止する対策について

2016年05月01日

新年度スタートから早1ヶ月が経ち、生活や仕事面での変化にもようやく慣れてくる時期だと思います。
こうした「慣れ」が時に、大きな事故を引き起こすことがありますが、職場での事故(労働災害)も例外ではありません。
このように、「慣れ」が生まれる時期にこそ、労働災害の防止のために安全衛生について見直すことが重要になります。
今回は、常用労働者だけではなく、パート、アルバイト、派遣労働者などさまざまな雇用形態の労働者を雇い入れている会社
(小売業・社会福祉施設・飲食店などの第三次産業)に必要な安全衛生活動と、
「労働災害を起さない職場環境」をつくるための対策を確認してまいります。

1.安全活動 〜「4S活動」・「KY活動」〜

●「4S活動」とは、労働災害の原因を取り除くこと
※4Sは、「整理」・「整頓」・「清掃」・「清潔」の頭文字です。
  
次に掲げる「4S」を日頃から意識し、仕事を行うようにします。

整理  必要な物と不要な物に分けて、不要な物を処分すること
整頓  必要な物をすぐ取り出せるように、分かりやすく安全な状態で配置すること
清掃  作業する場所や身の回りのほか、廊下や共有スペースのゴミや汚れを取り除くこと
清潔  職場や機械、用具などのゴミをきれいに取って清掃した状態を続けること、
    作業者自身も身体、服装、身の回りを汚れのない状態にしておくこと

●「KY活動」とは、潜んでいる危険を見つけること
※Kは、「危険」、Yは、「予知」の頭文字です。

誰でも、ついウッカリ・ボンヤリしたり、錯覚したりすることがあります。
人の行動特性が誤った動作などの危険な行動(ヒューマンエラー)をもたらし、それが事故や災害の原因となります。
これらは、通常の慣れた業務で起こりがちです。事故や災害を防止するためには、仕事を始める前に、
どんな危険が潜んでいるか、「これは危ない」という危険な箇所について確認し合います。行動目標や指差し呼称の項目を設定し、
一人ひとりが「指差し呼称」で安全衛生を先取りしながら仕事を進めます。

2.安全教育

労働者全員が労働災害を防ぐための情報を共有する必要があります。
たとえば「脚立の正しい使い方」「腰痛を防ぐ方法」「器具の正しい操作方法」などのルールが都度、労働者に周知され、
さらにいつでもその内容を確認できるような体制を整えます。
また、労働者に対し、「どんな労働災害が起こっているか」「どうしたら労働災害は防げるか」
「正しい作業手順(マニュアル)はどのような内容か」などの教育や研修を行います(雇入れ時の安全教育を含む)。

3.安全衛生活動を行うための体制

労働災害防止のための活動や教育を行っていく上で、事業主や経営者自ら、
労働者への安全衛生に対する姿勢を明確にすることが大切です。
そこでまず、事業主等が安全衛生の基本方針を策定し、労働者全員に表明します。
そして、労働者全員の安全衛生に対する意識を向上させるため、事業主等が直接現場に出向き、
安全指導を行うなど、率先して行動することが重要となります。
またそれにより、安全衛生活動の現状を確認して、継続的な安全衛生管理を自主的に進めることで、
効果的に労働災害防止と職場環境改善を行うことができます。
このように「安全活動」「安全教育」を軸に「計画(Plan)−実施(Do)−評価(Check)−改善(Act)」
(「PDCAサイクル」)という安全衛生管理の仕組みを定め、事業主等が労働者の協力の下に、
日々職場の安全衛生水準の向上を積み重ねていきましょう。


最後に、職場の労働災害対策を労働者全員で共有し、継続して実行していくためには、「可視化」が重要になります。
ミクロの視点では、KY活動で見つけた危険なポイントにステッカーなどを貼りつけて、
注意を喚起することにより、墜落や衝突などの回避可能性が高まります。
また、マクロの視点では、前述の安全活動や安全教育といった守るべき内容を、
安全衛生管理規定や安全衛生計画など文字に落とし込んで、職場全体のルールとして定着させると効果的です。


安全衛生活動を考えると行うべきことは多いものです。
しかし、先に上げた「日々取り組みを行い」「積み重ねて」「定着させていくこと」を少しずつでも行っていくということが、
意識付けにもつながり、結果として労働災害を起こさない環境作りにつながっていくでしょう。


職員:大島

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